【経済学系】
分野 | 論文タイトル名 | 大学・専攻 |
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経済学系 | 財政投融資の歴史を踏まえた、これからの経済 | 国公立-滋賀県 |
イングランド銀行の変遷にみるイングランド経済の興隆 | 関西大 | |
日本的雇用慣行と女性の就業 | 私立-大阪府 | |
動物との共生 | 私立-神奈川県 | |
「那覇-上海航空路開設に伴う経済効果に関する考察」 | 京都大 | |
環境問題分析を通した再生可能エネルギー利用及び所有形態の考察 | 国公立 | |
コミュニティ再投資法の日本導入 | 関西学院 | |
市町村合併の歴史と平成の大合併のゆくえ | 私立-新潟 | |
地代論におけるA.スミスとD.リカードゥの比較研究 | 私立-東京 | |
情報化社会における著作権の研究 | 同志社 | |
宇宙空間の環境汚染への一考察 | 私立-京都 | |
環境対策におけるドイツと日本の比較 | 私立-北海道 | |
医療制度改革 病院経営 | 経済学部 | |
航空業界・空港 | 経済学部 | |
医療制度改革、病院経営 | 経済学部 | |
卸売業における戦略的ロジスティスクの将来性について | 経営学 |
- タイトル
- 財政投融資の歴史を踏まえた、これからの経済
- 分野
- 金融財政
- 概要
- 公金の流入という言葉では、最近、大変に世間をにぎわせているが、財政投融資というものは、そもそもいつ頃から始まって、どの位の時点で、確立されてきたものなのか。また、今後のあり方をめぐって、経済のパイオニアたちは、どのように見つめているのか、自分なり論点でまとめてみました。税金の無駄使いという言葉が、あまりにも氾濫しすぎている現状から、財政を投融資するということは、なんなのか、見つめてみたかったのです。
- 特徴・オリジナリティ
- あまり、世間では、言葉として捉えられていない財政投融資というものを、昔の視点からもみてみました。
- 大学・専攻
- 国公立-滋賀県 経済学部
- タイトル
- イングランド銀行の変遷にみるイングランド経済の興隆
- 分野
- ケインズ経済学
- 概要
- イングランド銀行の変遷にみるイングランド経済の興隆ケイジアンの立場からイングランド経済を分析した。
- 特徴・オリジナリティ
- ケインズ経済学の観点からイングランド銀行を分析したところ
- 大学・専攻
- 関西大学 経済学科
- タイトル
- 日本的雇用慣行と女性の就業
- 分野
- 労働経済学
- 概要
- 賃金センサスを使って分析する。各産業別ごとの男女間賃金格差と勤続年数と賃金分布などを導き出し、どういったタイプの企業で女性活用の動きがあるかを考察した。
- 特徴・オリジナリティ
- 公的データである賃金センサス・データを用いて定量的な分析を行った。
- 大学・専攻
- 私立-大阪府 経済学科
- タイトル
- 動物との共生
- 分野
- 経済学
- 概要
- 「動物に生きるなどの権利はあると思うか?」という質問に対してたいていの人はあると答える。そこでいう動物とはみな犬や猫などを想像してそう答える。同じ生き物である蚊や蛇に対しては、あると答える人は少ない。そして、たいていの人が権利があると思う動物の肉を食べ、動物実験によって安全を確かめられた商品を知らず知らず使っているのだ。動物と人間の関係は長い歴史があるが、いつでも動物は人間より下のものであり、虐待されたり、人の快適な生活のために犠牲になってきた。動物が持つ権利とは何なのか?しかし、権利という言葉を使ってしまう時点で動物を人間の枠に押し付けているのではないかと思う。動物には動物のルールがあり、それを人間の枠に収めようと考えることから間違っているのではないか?人間も生きる為に弱肉強食というルールがの中、必要最低限の命の犠牲ですむように考えるべきではないか?そのためには、私達は動物実験や食肉としてだけに生をもって生まれてくる動物達の事をもっと知らなくてはいけない。何も知らずにただ生活するのではなくその状態を知った上で、考えて生きていくべきだ。
- 特徴・オリジナリティ
- もともと私は子供の頃から動物が好きだった。昔から疑問に思った事や、当時動物病院で働きながら、異常とも思える動物を可愛がる人達や、ひどい仕打ちを受けた動物を見てきたなかで感じた事をただがむしゃらに書いた論文ですが、私にとって本当に知らないできたこと(例えば化粧品の実験で体を固定したウサギの目に化粧品をたらして安全性を確かめている事など)を知り、自分自身の無知さを改めてしり、恥ずかしく思いました。この経験を生かして自分にもできることは何なのか?考えるきっかけになりました。
- 大学・専攻
- 私立-神奈川県 経済学
- タイトル
- 「那覇-上海航空路開設に伴う経済効果に関する考察」
- 分野
- 経済学
- 概要
- 地理的・歴史的背景を考えれば、経済的自立こそが沖縄の明るい未来を約束し、それを推進する事が、沖縄自身は元より、周辺諸国及び日本にとっても望ましい事であると確信する。この論文は、経済的効果及び実現可能性の高い政策を具体的に提案する事により、沖縄の経済的自立に向けての一助とすべく執筆された。いわば、これから続く一連の沖縄自立政策の第一歩として記されたものである。
- 特徴・オリジナリティ
- 提案内容が極めて現状に即しており、政策担当者の決断次第で比較的容易に実現可能な点が特徴である。
- 大学・専攻
- 国立-京都大学 経済学部
- タイトル
- 環境問題分析を通した再生可能エネルギー利用及び所有形態の考察
- 分野
- 環境経済論
- 概要
- 20世紀と21世紀の節目である時期にさしかかり、世の中では盛んに、20世紀の総括と、21世紀の展望が語られている。20世紀は、いい意味でも悪い意味でも人類が飛躍した世紀であったことは間違いない。しかし、100年経過して、その環境的限界に到達してしまった。地球環境問題の出現である。21世紀にかけて続くと思われるこの地球環境問題の原因を見いだすには、20世紀の人類の活動を総括している現在が一番容易であるし、その20世紀の反省をもとに、21世紀型の様式に転換していく良いタイミングでもある。そこで、私は、人類が飛躍していった一番といってよい重要な要素である、エネルギーに注目してみた。産業革命がエネルギー革命といわれるように、人類は特に20世紀に入ってから、エネルギーをふんだんに使用し、それに比例し、人口も増加していった。そのようなエネルギーの使用は、人類に科学技術をもたらし、社会面では人権や自由をもたらした。一方で、過剰なエネルギー使用に基づく人間活動の増大は、環境の限界を超えてしまった。また、そのエネルギー使用の恩恵は、公平性を欠いていることから、便益と被害との間で、様々社会的格差を生んだ。それらを克服するために、現在、新しいエネルギーに関心が寄せられている。再生可能エネルギーである。適正に使用すれば、20世紀のエネルギー体系から生まれたそれらの格差を是正しうるのである。ただ、それはあくまで適正な使用によるものであることを忘れてはならない。人類は、条件さえそろえば、欲望を極限まで追求していく能力に長けている。それを人類がどう制御していくかここに21世紀の課題があるように思う。
- 特徴・オリジナリティ
- ○地球環境問題を社会的公平という視点で、分析した。
○社会的公正の視点で、再生可能エネルギーの適正な利用法を考察した。
○再生可能エネルギーを適正に利用するためには、その所有形態を考えなければならないことを、論じた。 - 大学・専攻
- 国公立 経済学部
- タイトル
- コミュニティ再投資法の日本導入
- 分野
- 国際金融論専攻
- 概要
- コミュニティ再投資法(Community Reinvestment Act:以下CRA)とはアメリカで1977年に制定された法律で、銀行に対して営業地域内にあるマイノリティや低所得地域に対しても差別することなく信用を供給するように求める法律です。しかし、制定から20年が経ち、その重点はマイノリティ 差別問題から小口事業への貸出や、地域振興を目的とする法律へと変化してきました。 現在の日本国内に目を向けると、金融自由化に伴う大きな金融構造の変化が中小企業や地方に対する信用供与において抑制的に働くのではないかという懸念があります。この論文ではCRA日本導入のメリット、デメリットを考え、立法化以外の方法による導入も検討しています。
- 特徴・オリジナリティ
- CRAはコミュニティ開発という視点から取り上げられることは多くても、金融機関の視点から取り上げることはあまりないと思います。日本の銀行を中心とした金融機関の地域や中小企業への信用供与に関する哲学的な部分を掘り下げようとしたので、そのあたりがオリジナリティになっていればいいのですが。
- 大学・専攻
- 関西学院大学 経済学部
- タイトル
- 市町村合併の歴史と平成の大合併のゆくえ
- 分野
- 国際金融論専攻
- 概要
- 政府の経済財政諮問会議が、平成13年6月21日にまとめた、いわゆる「骨太の方針」では、国と地方の関係について、「個性ある地域の発展を目指すために、市町村の合併、再編を促す」という基本方針を掲げている。このように、市町村合併へ向けての動きが急激に高まってきたが、これまでに行なわれた「明治の大合併」、「昭和の大合併」と2度の大合併の過程では「血の雨が降った」といわれるほど強力な合併反対運動が起こったといわれている。そこで、過去に行なわれた市町村合併の過程ではいったいどんな問題が発生したのかについて検証し、今回の合併を進めるにあたり、それをどのように生かすことができるかについて検討した。
- 特徴・オリジナリティ
- 市町村合併の意義について取り上げている論文は多いが、これまでの大合併で生じた紛争を整理,分析した論文というのは、他にあまりないように思う。
- 大学・専攻
- 私立-新潟 経済学部
- タイトル
- 地代論におけるA.スミスとD.リカードゥの比較研究
- 分野
- 理論経済学・経済学説史
- 概要
- 本稿では、地代論が学説史的にいかに成立したか、を主に考察する。そこで、まず、私がこの問題に関心を持った理由を簡単に述べておきたい。現代日本資本主義において、土地は重要な生産手段の一つである。しかし、土地を資本主義経済のなかで利用していくためには、それが一つの「商品」として売買されていかねばならないのである。つまり、現実の資本主義経済の下では、「土地=商品」という構図が出来上がっているのである。しかし、「土地=商品」であるとするならば、土地は他の商品と同様に、二つの要因、すなわち、価値と使用価値を持っていなければならないはずである。ところが、土地は自然的存在であって、人間の労働によって生み出されたものではないし、価値を持たないはずである。つまり、もともと商品としての要因を満たしていない「土地」が、あたかも価値のあるものとして、現実の経済活動で商品として売買されているのである。これが大きな問題ではなかろうか。そこで、私はこの問題に対して、価値論を基礎において理論的に分析していくことを目指したい。ところで、この問題を理論的に分析していくためには、地代の理論がどのようにして形成されたか、その形成過程を追うことが重要である。そこで、私はまず、学説史的な考察から行いたいと思う。この手法を用いることで、より説得力のある論文になるのではないかと考えるからである。
- 特徴・オリジナリティ
- 地代論を用いての、両者の学説史的研究というのは、これまでなされて来ていなかった。もちろん、個別には存在するのだが。本稿は、スミス、リカードゥの地代論が、マルクスに如何にして受け継がれていったか、ということを念頭において作成された。
- 大学・専攻
- 私立-東京 経済学系経済学科
- タイトル
- 情報化社会における著作権の研究
- 分野
- 情報システム学
- 概要
- 産業革命が蒸気機関の発明をきっかけに起きたように、革命は時に科学的なイノベーションをもとに起こり、既存の仕組みや概念を破壊すると同時に新たな社会を創りだす。20世紀末に始まったIT革命も、例に漏れず様々な場面で破壊と創造を導き出しており、その中でも情報財である著作物のあり方を大きく変えようとしている産業革命が蒸気機関の発明をきっかけに起きたように、革命は時に科学的なイノベーションをもとに起こり、既存の仕組みや概念を破壊すると同時に新たな社会を創りだす。20世紀末に始まったIT革命も、例に漏れず様々な場面で破壊と創造を導き出しており、その中でも情報財である著作物のあり方を大きく変えようとしている。本稿では、情報技術により流通方法の変革が避けられない書籍やCDを始めとする著作物について、その性質や特徴を踏まえた上で、情報技術の著作物に与える影響を検証し、結論として来るべき情報化社会において求められる新たな著作権を提案した。
- 特徴・オリジナリティ
- 法的のみならず、経済学や情報学の要素を取り入れて著作権にアプローチしている点。
- 大学・専攻
- 同志社大 経済学部
- タイトル
- 宇宙空間の環境汚染への一考察
- 分野
- 財政学
- 概要
- 宇宙空間における、環境汚染について書いたものです。これは、将来的に、宇宙開発が活性化されるのを見越したものですが、当然、その宇宙開発に障害となるであろうスペースデブリや地球環境問題として重要視されている温暖化・オゾンホールについて書いたものでもあります。
- 特徴・オリジナリティ
- 特徴及び独自性は、誰でも分かるようにグラフィック及び表を多用した構造になっています。
- 大学・専攻
- 私立-京都 経済学部
- タイトル
- 環境対策におけるドイツと日本の比較
- 分野
- 環境経済学、国際文化
- 概要
- 本論文では、国際的な環境に関する条約や宣言を先進国の視点から振り返ることにより、ドイツと日本の立場の違いを述べてみたい。第1次国連環境の10年においてはそれほどドイツと日本の格差は顕著ではない。だが第2次国連環境の10年に入るとドイツは環境先進国として世界から注目を集め始める。それは1990年代始めのサミットでの炭酸ガスの削減目標の数値からも言えることである。日本は明確な数値を公表せずあいまいな表現をとっているが、ドイツは他の先進各国が一桁台の数値であるにもかかわらず、二桁台の目標を設置している。そして第3次国連環境の10年になると、地球温暖化問題が騒がれるようなり、「気候変動枠組み条約」が制定され、その締約国会議が開催されるようになるとドイツの環境先進国ぶりはさらに顕著になっていく。この「気候変動枠組み条約」締約国会議の第1回目の開催地がドイツ、ベルリンであることもそれを裏付けるものと言えるだろう。このような事からドイツの環境に対する取組みの速さがわかる。中でもドイツは市民参加型の社会としてリサイクル運動に力を入れている。日本でも今、リサイクルは注目されているが、日本はまだ、ごみをただ分けることに重点を置いているが、ドイツのリサイクルはごみを細かく分別することにより、ごみを減らしていくことに力を入れ使えるものは何でもリサイクルにまわしている。つまり最終的にごみは何も出さないという「ゼロ エミッション」を目指している。ここが日本とは大きく異なるところで、本論文において注目したところである。
- 特徴・オリジナリティ
- 環境対策におけるリサイクルについてドイツのフライブルク市と日本の札幌市を比較してみた点と国際的な環境に関する条約や宣言を先進国の視点から振り返ることにより、ドイツと日本の立場の違いを調べた点。
- 大学・専攻
- 私立-北海道 国際関係学
- タイトル
- 医療制度改革 病院経営
- 分野
- 経営学科
- 概要
- 度重なる医療制度改革を諸外国の改革と比較し、本当に変えなければならないのか、検討してみました。また、その改革に耐えうる病院経営を実例をあげ比較し、自分の経営に対する考えを最後に述べました。
- 特徴・オリジナリティ
- 医療制度改革と病院経営を同時に取り上げた点
- 大学・専攻
- 経営学科
- タイトル
- 航空業界・空港
- 分野
- 経営学
- 概要
- 東京の2つの空港、羽田空港と成田空港を比べ、今後の空港整備について考察した。
- 特徴・オリジナリティ
- 図や表を多く使ったこと?
- 大学・専攻
- 経済学科
- タイトル
- 医療制度改革、病院経営
- 分野
- 経営学科
- 概要
- 世界(先進国)全体で行われている医療費削減策、またそれに対応した病院経営のあり方、日本においてまねの出来る世界の医療制度改革
- 特徴・オリジナリティ
- 医療制度改革を多面的に取り上げた
- 大学・専攻
- 経営学科
- タイトル
- 卸売業における戦略的ロジスティスクの将来性について。
- 分野
- 戦略
- 概要
- 卸売業は近年の「卸問屋不要論」などに象徴されるように風当たりが冷たいように思える。このような卸売業界の現在の状況と、今後の卸売業が取るべき物流戦略とはどのようなものかを考察した。
- 特徴・オリジナリティ
- あまり注目されない(と思われる)「卸売業界」を扱ったこと。
- 大学・専攻
- 経営学